ジェットスキーの維持費はどのくらいかかる？

2022.02.18

ジェットスキーの維持費には大きく分けて、メンテナンス費用と船舶検査の費用があります。では、それぞれどのくらいの金額が必要なのでしょうか？今回はジェットスキーの維持費について紹介します。

国家試験免除で取得できる 国土交通省登録の小型船舶教習所

↓　マリンライセンスロイヤル　↓

 

ジェットスキーのメンテナンスの費用について

 

ジェットスキーを安心して乗るためにもこまめなメンテナンスは欠かせません。陸から離れた水上でエンジンが止まったり部品が壊れてしまったりしないよう、メンテナンスにはしっかりと費用をかけるのがおすすめです。

以下では、ジェットスキーのメンテナンスの種類と費用相場をご紹介します。

 

・メンテナンスの種類

ジェットスキーのメンテナンスには以下の3種類があります。安全に楽しむためにも、以下で紹介するメンテナンスは必須で行いましょう。

 

＜使用後メンテナンス＞

ジェットスキーを使用したあとは、必ず水道水で洗浄しましょう。

塩水に浸かったジェットスキーをそのまま放置してしまうと、船体やエンジンの傷みやサビにつながります。

ジェットスキーのエンジンを洗浄する際は、フラッシング専用の洗浄キットを使用するのがおすすめです。

 

＜冬期メンテナンス＞

ジェットスキーを長期間使用しない冬場にも定期的なメンテナンスを行うことで、いつでも乗れる状態で保管しておくことができます。

具体的には、船体やウォーターボックス内、燃料タンク内の水抜きやオイル交換などです。併せてバッテリーやスパークプラグなどの点検も行いましょう。

冬期メンテナンスにかかる費用は、平均20,000円前後です。この金額は船体の種類や依頼する業者によって異なります。

 

＜始業点検＞

始業点検は、ジェットスキーに乗り入れる前に行う点検です。格納していた期間を経て、問題なく乗れるかどうかをチェックします。

始業点検にかかる費用は、冬期メンテナンスをしている場合は5,000〜8,000円前後、冬期メンテナンスをしていない場合は20,000〜30,000円前後です。

 

・新艇購入時に必要なメンテナンス

新艇購入時に必要なメンテナンスは以下の2つです。

 

＜新艇10時間点検＞

新艇10時間点検では、新艇購入後に10時間ジェットスキーに乗り、不調がないかを確認します。最初はオイルやフィルターが汚れやすいため、10時間点検が終了したら交換しましょう。

 

＜消耗品交換＞

汚れたオイルやフィルターの他に、バッテリーやスパークプラグなどの部品も交換します。

これらの部品は30,000円弱で購入できるため、必ず交換するようにしましょう。

 

・メンテナンスの費用はどのくらい？

ジェットスキーのメンテナンス費用は、1年目と2年目以降で異なります。

1年目にかかるメンテナンス費用は、およそ40,000〜60,000円です。2年目以降は、10時間点検とそれに伴う消耗品交換がなくなるため、およそ30,000〜45,000円と少し安くなる傾向にあります。

 

 

ジェットスキーの船舶検査の費用について

 

ジェットスキーを所有するにあたって、船舶検査は避けては通れない道です。以下では、船舶検査の概要と詳しい費用について解説します。

 

・船舶検査とは

船舶検査とは、車でいう車検にあたるものです。

船やボートは、陸から離れた水上で何か問題が発生した場合に、その場での修理が難しい乗り物です。船舶検査は、そのような水上でのトラブルを未然に防ぐ目的で行われています。

船舶検査でチェックされる内容は、船舶の構造が悪天候や波浪などに十分耐えられるか、人命の安全を確保できる救命または消防設備が整っているかなどです。

船舶検査に通過した船やボートには、「船舶検査証書」と「船舶検査手帳」「船舶検査済票」の3つが交付されます。

実際に水上でジェットスキーを操縦できるのは、この証明書を受け取ってからになります。

 

・定期検査

定期検査は、新艇購入時に受ける検査です。検査後は6年間の有効期限が付与されます。

定期検査にかかる費用は、3m未満のジェットの場合11,600円、3m以上のジェットの場合は16,700円です。

 

・中間検査

中間検査は、定期検査の3年後に行われる簡易的な検査です。

中間検査にかかる費用は、3m未満のジェットの場合5,100円、3m以上のジェットの場合は8,200円です。

 

・臨時検査

臨時検査は、船の長さや深さの変更、機関主要部の取り替えなど、改造や修理をした場合に受ける検査です。臨時検査には4,900円かかります。

なお、臨時検査を受ける時期が定期検査や中間検査の時期と重なる場合には、臨時検査を受ける必要はありません。

 

・臨時航行検査

臨時航行検査は、船舶検査証書がない船舶を臨時に運転する際に受ける検査です。臨時航行検査には4,900円かかります。

 

まとめ

ジェットスキーを所有すると、メンテナンス費用と船舶検査の維持費がかかります。2つの維持費を合計しても、ジェットスキーは年間10万円以下で所有することが可能です。ぜひこの機会にジェットスキーを購入して、素敵なマリンライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

国家試験免除で船舶免許を取得！

東京で船舶免許を取得　Click!	横浜で船舶免許を取得Click!
千葉で船舶免許を取得click!	埼玉で船舶免許を取得Click!
葉山で船舶免許を取得Click!	河口湖で船舶免許を取得Click!
名古屋で船舶免許を取得 Click!	Click!
大阪で船舶免許を取得　 Click!	広島で船舶免許を取得Click!

• 

  2023.05.11

  船舶免許の紛失や住所変更をした際のお手続きについて

  船舶免許の紛失や住所変更した際のお手続……

• 

  2022.03.08

  高級クルーザーが欲しい！特徴やかかる費用などをご紹介

  高級クルーザーといっても多種多様なタイ……

• 

  2022.06.03

  エレキボートは免許がなくても操縦可能！免許があるとさらに楽しめる？

    自動車を運転する際には自動車運……

• 

  2022.09.22

  大好きな海に関する資格を取りたい！船舶免許・その他の国家資格を解説

  海に関する資格といえば、「船舶免許」を……